葬儀の受付には信頼できる人を選任する必要性
2017年02月14日
高齢化社会では現役時代に一世を風靡して世の中に貢献した人でも引退後の生活が長くなると何時しか世の中からの注目度が薄れて、亡くなった報が発表されても静かにこの世から消えていくことが多くなります。こうした人の最後を見届ける葬式は近親者だけで静かに執り行われることが多くなりますから、会場で参列者を導いたり、香典を整理する作業も殆ど不要なので友人、知人に受付、その他の処理作業を頼むことも殆どありません。
ところが、一世を風靡した人が現役を引退後間もなく、あるいは、現役真っ盛りの人が病気や事件、事故等で急死した場合には社会への影響も色々とあるはずですから、仕事の関係者の他に友人、知人等が多数参列するはずです。特に、業務上で故人の企業等と直接的に関係していた企業等では故人の継承者がどうなるかで経営上にも影響の生じることもあるわけです。
従って、こうした葬儀には代表者かその代理者を参列させるケースもあります。従って、喪主やその近親者は葬儀一式を葬祭業者に依頼してスムーズに進められても多くの業界からの多数の参列者が来ても見知らぬ方ばかりの状態では葬儀の進行が滞ってしまい、故人の関係した企業等にとってマイナスイメージを与えてしまいかねません。このため、様々な手配や会場での受付あるいは、香典の確認作業等を任せるため、信頼できる人を早く選任して多くの参列者への準備を整えることが大切です。