葬儀・告別式と供花の種類に関して
2017年12月28日
ひと昔前は自宅葬が当たり前でしたが、近年は会館でお葬式をお願いするケースが大部分になっています。家族の負担は少なくなりますし、遠方からの参列者には宿泊ルームが用意されていて便利です。ただ、葬儀社独自のルールには注意を払う必要があります。
その代表と言えるのが、お供え物や供花ではないでしょうか。自宅葬であればどこで購入しても問題ありませんが、会館の場合は指定された業者で購入すること以外はNGです。値段もあらかじめ決まっていますし、カタログの中から選ぶことになります。
一万〜三万円程度になりますが、見栄えの素晴らしい供花が届けられるはずです。最近はエンディングノートに希望が記されていることもありますし、故人の好きな花を中心にアレンジがされていることがあります。色合いや構成も自由に選ぶことが出来ますし、常識や風習に囚われることは必要ありません。葬儀・告別式は誰のためにあるのかと言えば、当然ながら故人のためにあります。素敵なお花を飾ってあげることで、家族や参列者の心も癒されるのではないでしょうか。年齢を重ねると、色々なお葬式に参列する機会があるはずです。それらが経験になりますし、理想のお葬式のプランが浮かぶのではないでしょうか。供花は出棺時に棺の中に入れてあげることも可能ですし、なるべく綺麗で印象に残るお花を飾ってあげて下さい。お花を見ると心が落ち着きますし、悲しみを癒してくれるのではないでしょうか。